活動報告 埼玉産業人クラブ

埼玉産業人クラブ、2022年度上期役員会・特別講演会を開催

 埼玉産業人クラブ(増田文治会長=マスダック会長)は10月11日、「2022年度上期役員会・特別講演会」をロイヤルパインズホテル浦和(さいたま市浦和区)で開いた。21年度上期の事業報告と収支決算、同下期の事業計画案、役員人事を承認した。
 役員会後の特別講演会には、元陸上自衛隊西部方面総監陸将で丸紅顧問の番匠(ばんしょう)幸一郎氏(写真)が登壇し、「最近の国際情勢と日本の安全保障」と題して講演した。
 番匠氏は「世界の安全保障の中心はアジア地域に移行しており、その中で最も重要なのが日本。ロシアなど現状変更しようとする勢力を食い止める砦(とりで)でもある。相手から攻められて始めて防衛力を行使できる『専守防衛』の考え方は見直す時期に来ている」との考えを示した。「安全保障は政治や経済、軍事、人権など全てに絡んでくる問題。製造業の皆さんも経済産業省が公表するデータなどを確認し、状況を注視する必要がある」と呼びかけた。

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