活動報告 埼玉産業人クラブ

「第45回埼玉県産業振興懇談会」を開催

 埼玉産業人クラブ(増田文治会長=マスダック会長)は、「第45回埼玉県産業振興懇談会」を10月30日にロイヤルパインズホテル浦和(さいたま市浦和区)で開いた(写真)。
 第1部は日さく(さいたま市大宮区)の高橋直人技術開発本部部長、東武商事(埼玉県松伏町)の岡﨑守常務執行役員、日本シーム(同川口市)の木口達也会長、協和精機(同川越市)の立松和也副社長が登壇。「GX・CE(グリーントランスフォーメーション・サーキュラーエコノミー)を支える企業/実行する企業」をテーマに自社の取り組みを説明した。日本シームの木口会長は「政治社会、企業、個人が一体となり廃プラスチック問題の解決を進めることで、CEの促進が期待される」と強調した。
 第2部では埼玉県幹部8人と企業経営者ら4人が意見交換した。目良聡産業労働部長は冒頭あいさつで「環境への取り組みをCSR(社会貢献)で終わらせるのではなく、ビジネスモデルとして成り立たせることが重要」と述べた。意見交換では中小企業がCEを推進した事例、リサイクル率を上げる施策、水の再利用に関する取り組みや方針などの企業からの質問に対し、県幹部が回答した。
 第3部の懇親会で、大野元裕知事は「CEはさまざまな新しい価値を生み出す。埼玉県で目いっぱい盛り上げていきたい」とあいさつした。

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