活動報告
埼玉産業人クラブ
埼玉県産業振興懇談会を開催
埼玉産業人クラブ(増田文治会長=マスダック会長)は11月11日にロイヤルパインズホテル浦和(さいたま市浦和区)で第46回埼玉県産業振興懇談会を開いた。
第1部の県内企業のプレゼンテーションでは「持続可能な企業成長を目指すレジリエント経営戦略」を統一テーマに日さく(さいたま市大宮区)の若林直樹社長、古郡建設(埼玉県深谷市)の渡辺文昭デザインマネジメント部長、日本伸管(同新座市)の細沼直泰社長、サン精密化工研究所(同久喜市)の村上守社長が登壇した。サン精密の村上社長は「BCPは国内版と海外版のマニュアルを作成して問題発生時の早期復帰をグループ全体で行っている」と強調した。
第2部は埼玉県幹部7人と意見交換した。目良聡産業労働部長は冒頭あいさつで「世界情勢の混迷が深まっている中、あらゆる変化に対応して成長し続けられる企業を築くことは非常に重要だ」と述べた。意見交換会ではBCP対策や新分野進出、人手不足対策などについて県の取り組みや支援策について質問した。
第3部の懇親会で大野元裕埼玉県知事は「県はさまざまな形で経営環境を整えるための先手を打ってきた。これからも皆さまの声を形にしていきたい」とあいさつした。増田会長が秋の叙勲で旭日小綬章を受章したことを祝い、日刊工業新聞社の井水治博社長が花束を贈呈した。