活動報告 埼玉産業人クラブ

埼玉産業人クラブ、新春経済講演会と賀詞交歓会を開く

 埼玉産業人クラブ(増田文治会長=マスダック会長)は1月31日、さいたま市浦和区のロイヤルパインズホテル浦和で新春経済講演会と賀詞交歓会を開いた。講演会ではA.T.Marketing Solution(東京都中央区)の高田敦史代表が「トヨタの戦い、日本の未来。」をテーマに講演した。
 高田氏は自動車業界の現状や日本企業の展望について説明。産業界は「全てのモノがネットにつながり、ハードとソフトが一体となる時代だ。日本のモノづくり企業はこの領域に挑戦しなければならない」と強調。「将来のあるべき姿を描き現在に逆算して行動計画を立てる『バックキャスト』思考で、何をやるべきかを考え地道な努力を重ねることが必要だ」と説明した。
 賀詞交歓会で増田会長は「産学官金の力を借り、がむしゃらにチャレンジして県産業界を盛り上げていこう」と述べた。大野元裕埼玉県知事代理の浪江治産業政策局長は「干支の巳にちなんで、実り多い年になるよう全力で取り組む」と強調。関東経済産業局の佐合達矢局長は「中小企業にとって厳しい経営環境が続くが我々の政策にご意見やご希望があればうかがいたい。最大限サポートしたい」と語った。埼玉産業人クラブの小原敏治副会長(小原歯車工業社長)は「(環境に配慮した)小さな取り組みを一つ一つ重ね、地球環境が良くなるようにチャレンジしたい」と乾杯のあいさつをした。

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