埼玉産業人クラブ・ＴＤＵ産学交流会（浜野尚吉会長＝共同技研化学社長）は１０月１９日、恒例の「アクティブプロモーション（企業研究会／就職説明面接会）」をオンラインで催した（写真）。前年に続きコロナ禍で学生の登校が制限されているため、パソコンから「Ｚｏｏｍ」経由で会員企業の事業説明会や就職活動に関する質疑応答などに臨んだ。
参加企業は１０社。学生は東京電機大学のほか他大学も含め１７人がアクセスした。まずは企業側が３―４分間ずつ、会社紹介を行い、その後は各社ごとの「ブレイクアウトルーム」に分かれ、複数の学生とオンライン上で対話を重ねた。最後に企業担当者と学生の１対１の相談タイムが設けられた。
企業側では説明者に新入社員を充てるなど、学生に年齢の近い若手を起用し、親近感を持たせるなどの工夫も見られた。また各大学の卒業生が複数入社し、活躍しているとのアピールも学生側の興味を惹いたよう。アルバイトで学生を採用している実績やインターン生の受け入れにも関心が高かった。中には、その会社のそばのコンビニエンスストアでアルバイトをしているという学生が「お近くなので是非、会社訪問をさせて欲しい」と積極的にアピールしていた。